そうして彼女は笑うのだ。とびきりの笑顔で。
「ホントあんたって不思議な子ね」
あきれたように、
そうした時、千里は、ミズキって本当に綺麗だなあ、と思うのだ。
「え、だってミズキは本当にキレイだよ」
きょとん、としてまじまじと見詰め合うと、
もう一度ミズキは噴出した。
結局、キライになれないのは何故だろう、
と、漠然と思いながら、
ミズキと千里は並んで歩く。
この手の先に、あの人はもういない。
でも、今横を歩くその少女から受けるやすらぎに、
心が満たされていくような気が、ミズキはした。
海晴さんのオリジナルはコチラです。
歌の意味は違うのですが、「むすぶ手」
なイメージと、千里とミズキが仲良かったらいいなあ、
という個人的な要望だったり。
自分の脳内イメージとピッタリで驚きながら、
ふわっとしたタッチに心洗われます。
ありがとうございました!
背景素材;U・Material様